(聖園学園短期大学学則抜粋)
第5章 教育課程及び履修方法
(教育課程及び授業科目)
第21条 教育課程は、別表のとおりとする。
(授業の方法)
第22条 本学における授業は、講義、演習、実験、実習又は実技のいずれか、又はこれらの併用により行うものとする。
2 前項の授業において、メディアを利用して行うことがある。
(単位の計算方法)
第23条 各科目の単位数は、1単位の科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により計算するものとする。
(1) 講義については、15時間の授業をもって1単位とするものとする。
(2) 演習については、30時間の授業をもって1単位とする。ただし、別に定める科目については15時間の授業をもって1単位とする。
(3) 実験、実習及び実技については、45時間の授業をもって1単位とする。ただし、別に定める科目については、30時間の授業をもって1単位とする。
(成績の評価基準)
第24条 単位は試験の成績、平素の学習状況等を総合評価して合格した者に与え、その評価は、S、A、B、C、Fの5段階とし、Fを不合格とする。
2 評点と評価基準は、次のとおりとする。
点 数 | 評 価 | |
100点~90点 | S | 合 格 |
89点~80点 | A | |
79点~70点 | B | |
69点~60点 | C | |
59点以下 | F | 不合格 |
(卒業の要件)
第25条 本学を卒業するためには、学生は2年以上在学し、別表に定めるところにより、基礎教養科目については16単位以上、専門科目については46単位以上、合計62単位以上を修得しなければならない。
(卒業)
第26条 前条の要件を満たした者には、教授会の議を経て、学長が卒業を認定する。
(学位の授与)
第27条 前条の規定により卒業した者には、本学学位規程の定めるところにより、短期大学士の学位を授与する。
(資格の取得)
第28条 本学において取得することができる免許状及び資格の種類は次のとおりとする。
学科及び専攻名 免許状及び資格の種類
保育科 幼稚園教諭二種免許状、保育士
2 幼稚園教諭二種免許状を取得しようとする者は、教育職員免許法施行規則の定めるところにより、別表第1に掲げる所定の単位を修得しなければならない。
3 保育士となる資格を取得しようとする者は、児童福祉法施行規則の定めるところにより、別表第1に掲げる所定の単位を修得しなければならない。
(他の短期大学又は大学における授業科目の履修等)
第29条 本学は、教育上有益と認めるときは、学生が他の短期大学又は大学において履修した授業科目について修得した単位を、15単位を超えない範囲で本学における授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。
2 前項の規定は、学生が外国の短期大学又は大学に留学する場合に準用する。この場合において、修得したものとみなすことのできる単位数は、前項及び次条第2項の単位数と合わせて30単位を超えないものとする。
(他の短期大学又は大学以外の教育施設等における学修)
第30条 本学は、教育上有益と認めるときは、学生が行う短期大学又は高等専門学校の専攻科における学修その他文部科学大臣が別に定める学修を、本学における授業科目の履修とみなし、単位を与えることができる。
2 前項により与えることができる単位数は、前条第1項により修得したものとみなした単位数と合わせて、15単位を超えないものとする。
(入学前の既修得単位の認定)
第31条 本学は、教育上有益と認めるときは、学生が入学する前に短期大学又は大学及び科目等履修生として履修した授業科目について修得した単位を、本学における授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。
2 学生が入学する前に行った前条第1項に規定する学修を、本学における授業科目の履修とみなし、単位を与えることができる。
3 前2項により、修得したものとみなし、又は与えることのできる単位数は、転入学等の場合を除き、合わせて15単位を超えないものとする。
教育課程別表
区分 | 分野又は科目 | 授業科目 | 必修 単位 |
選択 単位 |
備考 | ||
基 礎 教 養 科 目 |
キリスト教人間学Ⅰ | 2 | |||||
キリスト教人間学Ⅱ | 2 | ||||||
くらしと憲法 | 2 | ||||||
日本語の表現Ⅰ | 2 | ||||||
日本語の表現Ⅱ | 1 | ||||||
文学 | 2 | 1科目2単位 以上必修 |
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子ども文化 | 2 | ||||||
ボランティア活動 | 2 | ||||||
子どもと自然 | 2 | ||||||
外国語コミュニケーション | 保育の英語 | 2 | |||||
体育 | 健康・スポーツ論 | 1 | |||||
体育実技 | 1 | ||||||
情報機器 の操作 | 情報処理 | 2 | |||||
専 門 科 目 |
領 域 及 び 保 育 内 容 の 指 導 法 に 関 す る 専 門 的 事 項 |
国語 | 児童文学 | 2 | 1科目2単位 以上必修 |
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算数 | 数論 | 2 | |||||
生活 | 生活科の研究 | 2 | |||||
音楽 | 音楽の理論と合奏 | 1 | |||||
声楽Ⅰ | 1 | ||||||
声楽Ⅱ | 1 | ||||||
器楽Ⅰ(ピアノ) | 1 | ||||||
器楽Ⅱ(ピアノ) | 1 | ||||||
図画工作 | 幼児造形Ⅰ | 1 | |||||
幼児造形Ⅱ | 1 | ||||||
体育 | 幼児体育 | 2 | |||||
保育内容の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。) | 保育内容の 指導法 |
健康 | 2 | ||||
人間関係 | 2 | ||||||
環境 | 2 | ||||||
言葉 | 2 | ||||||
表現 | 2 | ||||||
教育の基礎的理解に関する科目 | 教育原理 | 2 | |||||
保育者論 | 2 | ||||||
教育制度 | 2 | ||||||
心身の発達と学習過程 | 2 | ||||||
特別支援教育総論 | 2 | ||||||
教育課程・保育の計画と評価 | 2 | ||||||
道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 | 幼児指導法 | 2 | |||||
幼児理解と教育相談 | 2 | ||||||
教職実践に関する科目 | 保育・教職実践演習(幼稚園) | 2 | |||||
教育実習Ⅰ | 2 | 幼免必修 | |||||
教育実習Ⅱ | 2 | 幼免必修 | |||||
教育実習指導 | 1 | 幼免必修 | |||||
保育の本質・目的に関する科目 | 保育原理 | 2 | 保資必修 | ||||
子ども家庭福祉 | 2 | 保資必修 | |||||
社会福祉 | 2 | 保資必修 | |||||
子ども家庭支援論 | 2 | 保資必修 | |||||
社会的養護Ⅰ | 2 | 保資必修 | |||||
保育の対象の理解に関する科目 | 子ども家庭支援の心理学 | 2 | 保資必修 | ||||
子どもの保健 | 2 | 保資必修 | |||||
子どもの食と栄養 | 2 | 保資必修 | |||||
発達心理学 | 1 | ||||||
保育の内容・方法に関する科目 | 保育内容総論 | 1 | 保資必修 | ||||
乳児保育Ⅰ | 2 | 保資必修 | |||||
乳児保育Ⅱ | 1 | 保資必修 | |||||
子どもの健康と安全 | 1 | 保資必修 | |||||
社会的養護Ⅱ | 1 | 保資必修 | |||||
子育て支援 | 1 | 保資必修 | |||||
幼児造形Ⅲ | 1 | ||||||
運動表現 | 1 | ||||||
保育実習 | 保育実習Ⅰ | 4 | 保資必修 | ||||
保育実習Ⅱ | 2 | 保資2単位 必修 |
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保育実習Ⅲ | 2 | ||||||
保育実習指導Ⅰ | 2 | 保資必修 | |||||
保育実習指導Ⅱ | 1 | 保資1単位 必修 |
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保育実習指導Ⅲ | 1 | ||||||
卒業研究 | 2 |
注:「保資必修」の表記は保育士資格取得に必要な科目である。
注:「幼免必修」の標記は幼稚園二種免許状取得に必要な科目である。
注:「幼免必修」の標記は幼稚園二種免許状取得に必要な科目である。