レポート:保育スキルアップ講座


 毎年11月に、就職1年目の卒業生を対象に職業人としての意識や意欲の向上と保育のスキルアップを目的とした講座を開催しています。今年度は11月6日(土)初めてオンラインにて開催し、県内外から64名が参加しました。前半は猿田准教授による保育講義「保育者の専門性 幼児理解を窓口に」、後半は学生時代のクラス分かれてグループ討議をしました。日々の保育を振り返り、担当している子どもたちをイメージしながらの学びは、とても深いものになったようです。画面越しではありましたが、悩みながらも頑張っている様子を伺うことができました。
参加した卒業生からの感想(一部抜粋)
参加できて本当に良かった。猿田先生の講義を拝聴したり、蛭田先生に相談させていただいたり、学生の頃を思い出しつつ、あの時よりも一段と濃い時間を過ごさせていただいたと思う。また、今回学んだことを糧に今後も頑張っていきたいと思う。
対面での研修が難しい分、zoomという形で講座を開いていただき、とても嬉しかった。
卒業して保育士となって半年がたち、画面上ではあったが、同級生や先生方と集まり、会話ができたことを嬉しく思う。講義で学んだ「共感的なかかわり」を意識し、子どもの姿をたくさん発見したり、共感したりして保育を行っていきたい。
講義や各クラスでの情報交換を受けて、四月から行ってきた自分の保育を振り返ることができたり、他の先生方の保育の仕方などを聞いて新たな気づきを学んだり、研修を通して見つけることができた。これからの自分の保育につなげることができるように、日々の保育に励んでいきたい。
今回の研修で良い保育とは何か、改めて考えさせられとても学びになった。子どもにとって保育室が安心できる場所、保育士を信頼できどんなことも受け止めてくれるのだと思える存在でいられるよう子どもと向き合って関わっていきたい。
リモートではあったが短大在学時の同級生と久しぶりに顔を合わせることが出来、短大での生活を思い出した。それぞれ悩みを持ちながらも自分にできることに取り組み、先輩方から吸収して保育をしている事を知ることができた。自分も子どもの気持ちに寄り添う豊かな保育を心掛け、信頼を得ながら、保育に自信を持てるようにしていきたいと思った。