レポート:ふるさと教育


 県の私立大学等即戦力人材育成支援事業におけるふるさと教育支援プログラムの一環として、令和3年12月14日に、「子どもが育つ食環境を考える:ドキュメンタリー映画『いただきます1 みそをつくる子どもたち』」、16日に「伝統野菜を通して身近な食と持続可能な地域づくりを考える」を2日間に渡って行いました。
 初日は、福岡市と横浜市のこども園が行っている食育の取り組みを描いた「いただきます1 みそをつくる子どもたち」(オオタヴィン監督)を鑑賞し、「食べたものが私になる」という視点から、食材と環境、人の心と体への影響について考えました。
 2日目には、秋田市の映像制作会社「アウトクロップ・スタジオ」の栗原エミル氏と松本トラヴィス氏を講師に迎え、自主制作映画「沼山からの贈りもの」を鑑賞し、地域の課題を見つめ直しました。鑑賞後のグループワークでは、秋田の伝統や第一次産業の現状を学び、各々が自分の問題として意見を述べ合い、地域問題や食材について関心を高めました。